輸血副作用と原因の組合せで正しいのはどれか。
輸血副作用と原因の組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 肝炎 ― 輸血製剤のリンパ球ウイルスの混入によります。
- ⑵ 血管内溶血 ― 輸血製剤の補体患者側の抗体と補体によります。
- ⑶ 輸血後GVHD ― 不規則抗体供血者リンパ球の生着によります。
- ⑷ 循環過負荷〈TACO〉 ― 抗内皮細胞抗体輸血量と速度が原因です。
- ⑸ 輸血関連急性肺障害〈TRALI〉 ― 抗白血球抗体供血者の抗白血球抗体によります。
解説
正解は⑸です。輸血関連急性肺障害は、供血者の血漿に含まれる抗白血球抗体が患者の好中球を活性化し、肺の毛細血管を傷つけて起こります。輸血後6時間以内の呼吸困難が特徴です。肝炎はウイルスの混入、血管内溶血は患者側の抗体と補体による赤血球の破壊、輸血後GVHDは供血者リンパ球の生着、循環過負荷は輸血量と速度が原因で、ほかの組合せは誤りです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)を加工して作成