交差適合試験の主試験において、生理食塩液法陰性、間接抗グロブリン試験陽性となる原…
交差適合試験の主試験において、生理食塩液法陰性、間接抗グロブリン試験陽性となる原因として最も考えられるのはどれか。
- ⑴ 抗Jka37 ℃で反応するIgG抗体の代表です。
- ⑵ Rh 不適合抗Dによる不適合を指す表現です。
- ⑶ ABO 不適合生理食塩液法でも強く凝集します。
- ⑷ 冷式自己抗体低温で反応します。
- ⑸ 汎血球凝集反応赤血球側の性質の変化によるものです。
解説
正解は⑴です。生理食塩液法で陰性なのに間接抗グロブリン試験で陽性になるのは、37 ℃で反応するIgGクラスの不規則抗体が患者血清にあることを示します。抗Jkaはその代表で、遅発性溶血性輸血副反応の原因になります。ABO不適合は生理食塩液法でも強く凝集し、冷式自己抗体は低温で反応します。Rh不適合は抗Dによるもので、汎血球凝集反応は赤血球側の性質の変化によるものです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)を加工して作成