動脈のH-E 染色標本(別冊No. 5)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
動脈のH-E 染色標本(別冊No. 5)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
- ⑴ 石灰ヘマトキシリンに濃く染まる沈着です。
- ⑵ ムコイド淡い好酸性を示します。
- ⑶ 類線維素濃い好酸性を示します。
- ⑷ アミロイド淡い好酸性で、Congo redで確かめます。
- ⑸ 硝子様物質均質な好酸性を示します。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。示された動脈のH-E染色標本では、中膜に濃い紫色から青紫色に染まる顆粒状の沈着が認められます。石灰、すなわちカルシウム塩はヘマトキシリンに強く染まるため、この色調を示します。Kossa反応で確かめられます。ムコイドと硝子様物質は淡い好酸性に、類線維素はフィブリンと同様の濃い好酸性に、アミロイドは淡い好酸性で染まり、いずれも紫色にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)を加工して作成