血球への移行率が高い薬物はどれか。
血球への移行率が高い薬物はどれか。
- ⑴ ジゴキシン血清または血漿で測定します。
- ⑵ バルプロ酸血漿蛋白に強く結合して存在します。
- ⑶ タクロリムス赤血球に取り込まれ、全血で測定します。
- ⑷ テオフィリン血清または血漿で測定します。
- ⑸ バンコマイシン血清または血漿で測定します。
解説
正解は⑶です。タクロリムスは赤血球の中に取り込まれやすく、血球への移行率がきわめて高い免疫抑制薬です。そのため血清ではなく全血を検体として測定します。シクロスポリンも同じ理由で全血を用います。ジゴキシンとバルプロ酸、テオフィリン、バンコマイシンは主に血漿中に存在し、血清または血漿で測定します。検体の種類は薬物の分布の違いで決まると覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)を加工して作成