2ポイントエンド法の反応タイムコース(別冊No. 4)を別に示す。患者血清のタイ…
2ポイントエンド法の反応タイムコース(別冊No. 4)を別に示す。患者血清のタイムコースから考えられるのはどれか。ただし、測光ポイントは5分と10 分の2ポイントとする。
- ⑴ 測定値はマイナス値になる。差し引けるため、マイナスにはなりません。
- ⑵ 攪拌機構の不具合が疑われる。攪拌不良では波形が乱れます。
- ⑶ 光源ランプの劣化が疑われる。ランプの劣化では全体の雑音が増えます。
- ⑷ 第2試薬の分注量が少なかった。分注量不足では反応量そのものが減ります。
- ⑸ 第1試薬と内因性物質との反応が生じた。第1試薬の段階で吸光度が上がっています。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。2ポイントエンド法は、第2試薬を加える前後の吸光度の差から目的成分だけを測る方法です。示されたタイムコースでは、第1試薬を加えた段階ですでに吸光度が上がっており、第2試薬を加えたあとの変化はおおむね正常です。これは第1試薬が検体中の内因性物質と反応したことを示します。2ポイント法ではその影響を差し引けるため、測定値がマイナスになることはありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)を加工して作成