結核性胸膜炎に特異性の高い胸水中のマーカーはどれか。
結核性胸膜炎に特異性の高い胸水中のマーカーはどれか。
- ⑴ LD滲出液か漏出液かの判別に用います。
- ⑵ CEA悪性腫瘍の指標です。
- ⑶ NSE小細胞癌などの指標です。
- ⑷ ヒアルロン酸中皮腫の指標です。
- ⑸ アデノシンデアミナーゼ〈ADA〉結核性胸膜炎で著しい高値を示します。
解説
正解は⑸です。アデノシンデアミナーゼはリンパ球や単球が活性化したときに増える酵素で、結核性胸膜炎では胸水中で著しい高値を示します。一般に40 U/L以上が目安とされ、特異性が高い指標として診断に使われます。LDは滲出液か漏出液かの判別、CEAとNSEは悪性腫瘍、ヒアルロン酸は中皮腫の指標として用いられ、結核性胸膜炎に特異的なものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)を加工して作成