グラム陽性菌とグラム陰性菌に共通する細胞壁の構成成分はどれか。
グラム陽性菌とグラム陰性菌に共通する細胞壁の構成成分はどれか。
- ⑴ タイコ酸グラム陽性菌に特有の成分です。
- ⑵ リン脂質細胞膜の成分です。
- ⑶ リポ多糖体グラム陰性菌の外膜に特有です。
- ⑷ ペプチドグリカン厚さは違っても両者に共通します。
- ⑸ (1→3)-β-D-グルカン真菌の細胞壁成分です。
解説
正解は⑷です。ペプチドグリカンは、糖鎖がペプチドで架橋された網目構造で、グラム陽性菌では厚く、グラム陰性菌では薄いものの、どちらの細胞壁にも共通して存在します。βラクタム薬が両者に効くのはこのためです。タイコ酸はグラム陽性菌、リポ多糖体はグラム陰性菌の外膜に特有で、リン脂質は細胞膜の成分、β-D-グルカンは真菌の細胞壁成分です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成