皮膚のH-E 染色標本(別冊No. 9)を別に示す。組織内の褐色色素を証明する染…
皮膚のH-E 染色標本(別冊No. 9)を別に示す。組織内の褐色色素を証明する染色法はどれか。
- ⑴ PTAH 染色線維素や筋線維を染める方法です。
- ⑵ Grimelius 染色好銀性の神経内分泌顆粒を染めます。
- ⑶ Congo red 染色アミロイドを染める方法です。
- ⑷ Berlin blue 染色ヘモジデリンの三価鉄を染めます。
- ⑸ Masson-Fontana 染色銀還元性を利用してメラニンを染めます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。示された皮膚の標本では、表皮の基底層付近に褐色の細かい顆粒が認められます。これはメラニンで、銀を還元する性質を持つため、Masson-Fontana染色によって黒色に染めて証明できます。Berlin blue染色はヘモジデリンの三価鉄、Congo red染色はアミロイド、PTAH染色は線維素や筋線維、Grimelius染色は好銀性の神経内分泌顆粒を染める方法です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成