渡辺の鍍銀法の染色標本(別冊No. 8)を別に示す。臓器はどれか。
渡辺の鍍銀法の染色標本(別冊No. 8)を別に示す。臓器はどれか。
- ⑴ 肺肺胞壁に沿った線維の配列になります。
- ⑵ 肝臓中心静脈から放射状の索状配列を示します。
- ⑶ 腎臓糸球体と尿細管の周囲に線維がみられます。
- ⑷ 大腸粘膜固有層に線維がみられます。
- ⑸ リンパ節濾胞の周囲に線維がみられます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。渡辺の鍍銀法は細網線維を黒く染める方法です。示された標本では、黒く染まった細い線維が中心静脈を軸に放射状に走り、細胞の索を1列ずつ囲むように並んでいます。この配列は肝小葉の構造に一致します。腎臓では糸球体と尿細管の周囲、リンパ節では濾胞の周囲、肺では肺胞壁に沿って、大腸では粘膜固有層に線維がみられ、配列の形が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成