Masson trichrome 染色が診断に適さないのはどれか。
Masson trichrome 染色が診断に適さないのはどれか。
- ⑴ 肝硬変線維化の広がりを評価できます。
- ⑵ 間質性肺炎線維化の広がりを評価できます。
- ⑶ 糸球体腎炎メサンギウム基質の増加を評価できます。
- ⑷ 神経内分泌腫瘍免疫染色や電子顕微鏡が必要です。
- ⑸ 陳旧性心筋梗塞瘢痕の広がりを評価できます。
解説
正解は⑷です。Masson trichrome染色は膠原線維を青く、細胞質と筋線維を赤く染め分ける方法で、線維化の広がりを評価するのに適しています。神経内分泌腫瘍の診断では、細胞質の有芯顆粒やクロモグラニンA、シナプトフィジンなどの免疫染色が必要で、線維化を見るこの染色は役立ちません。肝硬変と間質性肺炎、糸球体腎炎、陳旧性心筋梗塞は、いずれも線維化の評価が診断に直結します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成