肺腫瘍のH-E 染色標本(別冊No. 7)を別に示す。組織型はどれか。
肺腫瘍のH-E 染色標本(別冊No. 7)を別に示す。組織型はどれか。
- ⑴ 腺癌腺腔形成や粘液産生がみられます。
- ⑵ 小細胞癌細胞質に乏しい小型細胞が密に増えます。
- ⑶ 軟骨肉腫軟骨基質がみられます。
- ⑷ 扁平上皮癌細胞間橋と角化が認められます。
- ⑸ 悪性リンパ腫孤在性の異型リンパ球がみられます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。示された肺腫瘍の標本では、細胞と細胞の間を橋のようにつなぐ細胞間橋がみられ、層状に重なった角化の像、いわゆる癌真珠も認められます。これは扁平上皮癌に特徴的な所見です。腺癌では腺腔を作る構造や粘液の産生、小細胞癌では細胞質に乏しい小型細胞の密な増殖、悪性リンパ腫では孤在性の異型リンパ球、軟骨肉腫では軟骨基質がみられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成