肺線維症患者の肺機能検査結果で認められないのはどれか。
肺線維症患者の肺機能検査結果で認められないのはどれか。
- ⑴ 1秒率の低下気道は狭くならず、むしろ上昇します。
- ⑵ 全肺気量の減少拘束性障害として減少します。
- ⑶ 機能的残気量の減少拘束性障害として減少します。
- ⑷ 肺拡散能〈DLCO〉の低下肺胞壁が厚くなり低下します。
- ⑸ 静肺コンプライアンスの低下肺が硬くなり低下します。
解説
正解は⑴です。肺線維症は肺が硬くなって膨らみにくくなる拘束性換気障害なので、肺活量と全肺気量、機能的残気量がいずれも減少し、静肺コンプライアンスも低下します。肺胞の壁が厚くなるため肺拡散能も下がります。一方、気道は狭くならず、むしろ肺の弾性収縮力が強まって気道が引き開かれるため、1秒率は正常か上昇し、低下はみられません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成