動脈血ガス分析の所見を示す。pH 7.33PaCO2 60 TorrHCO3− …
動脈血ガス分析の所見を示す。pH 7.33PaCO2 60 TorrHCO3− 31 mEq/L酸塩基平衡異常はどれか。
- ⑴ 呼吸性アシドーシス二酸化炭素の貯留が原因で代償が働いています。
- ⑵ 混合性アシドーシスHCO3⁻も低下するはずです。
- ⑶ 代謝性アシドーシスHCO3⁻が低下するはずです。
- ⑷ 呼吸性アルカローシスpHが上がりPaCO2が下がるはずです。
- ⑸ 代謝性アルカローシスpHが上がるはずです。
解説
正解は⑴です。pHが7.33と低いのでアシドーシスであり、PaCO2が60 Torrと高いことから、原因は二酸化炭素の貯留すなわち呼吸性です。HCO3⁻が31 mEq/Lと増えているのは、腎臓が重炭酸を保つことで酸性に傾くのを和らげている代償反応です。代謝性アシドーシスではHCO3⁻が減り、混合性アシドーシスではPaCO2が上がってHCO3⁻が下がります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成