血清と比較した血漿検体の特徴で正しいのはどれか。
血清と比較した血漿検体の特徴で正しいのはどれか。
- ⑴ 溶血が多い。血清より溶血は少なくなります。
- ⑵ LD 活性の偽高値が少ない。凝固の過程での逸脱が起こりません。
- ⑶ 凝固因子が含まれていない。凝固因子は含まれています。
- ⑷ 蛋白分画への影響が少ない。フィブリノゲンのぶん影響します。
- ⑸ 採血から測定までに時間がかかる。凝固を待たないぶん早く測定できます。
解説
正解は⑵です。血清は、血液を固めて血餅を取り除いたもので、凝固の過程で血小板や白血球からLDが出てくるため、LD活性が偽高値になりやすい性質があります。血漿は抗凝固剤を加えてすぐに遠心するのでこの影響が小さくなります。血漿には凝固因子が含まれ、フィブリノゲンのぶん蛋白分画には影響し、溶血は血清より少なく、凝固を待たないぶん測定までの時間は短くなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成