補体で正しいのはどれか。
補体で正しいのはどれか。
- ⑴ 血中濃度はC4 が最も高値である。最も高いのはC3です。
- ⑵ レクチン経路は獲得免疫に関与する。自然免疫に属する経路です。
- ⑶ C3b はアナフィラトキシンとして作用する。アナフィラトキシンはC3aとC5aです。
- ⑷ B 因子は古典的経路と副経路の両方に関与する。B因子は副経路だけに関わります。
- ⑸ C1 複合体形成にカルシウムイオンを必要とする。C1複合体の形成と維持に必要です。
解説
正解は⑸です。古典経路では、抗原抗体複合体にC1qが結合し、C1rとC1sが加わってC1複合体を作りますが、この結合の維持にはカルシウムイオンが必要です。そのためEDTA加血漿では補体が働きません。補体で血中濃度が最も高いのはC3です。レクチン経路は自然免疫に属し、アナフィラトキシンとして働くのはC3aとC5a、B因子は副経路だけに関わります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成