ソクマル臨床検査技師

急性咽頭炎患者の咽頭粘液を5%ヒツジ血液寒天培地(左)とチョコレート寒天培地(右…

急性咽頭炎患者の咽頭粘液を5%ヒツジ血液寒天培地(左)とチョコレート寒天培地(右)の分画培地に接種し、35 ℃で24 時間炭酸ガス培養を行った培地(別冊No.15 )を別に示す。分離菌は、グラム陽性球菌、カタラーゼテスト陰性、LancefieldのA 群抗原陽性であった。推定される菌種はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷です。グラム陽性球菌でカタラーゼ陰性ならレンサ球菌属であり、LancefieldのA群抗原が陽性であることからStreptococcus pyogenesと推定できます。血液寒天培地では透明なβ溶血を示し、バシトラシンに感受性を示します。Streptococcus agalactiaeはB群、Streptococcus pneumoniaeとS. mitis、S. sanguinisはα溶血を示す群抗原を持たない菌です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題