末梢血のWright-Giemsa 染色標本(別冊No. 14)を別に示す。所見…
末梢血のWright-Giemsa 染色標本(別冊No. 14)を別に示す。所見はどれか。
- ⑴ Döhle 小体細胞質にみられる青い封入体です。
- ⑵ 中毒性顆粒細胞質にみられる粗大な顆粒です。
- ⑶ Russell 小体形質細胞にみられる封入体です。
- ⑷ Pelger-Huët 異常核が2分葉で鼻眼鏡状にみえます。
- ⑸ Chédiak-Higashi 異常巨大な異常顆粒がみられます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。示された標本では、好中球の核が2つに分かれて鼻眼鏡のような形をしており、分葉が進んでいません。これはPelger-Huët異常で、先天性のほか骨髄異形成症候群などに伴う偽性のものもあります。Döhle小体と中毒性顆粒は感染症で現れる細胞質の変化、Chédiak-Higashi異常は巨大な顆粒、Russell小体は形質細胞にみられる封入体です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成