Ⅲ型高脂血症として正しいのはどれか。
Ⅲ型高脂血症として正しいのはどれか。
- ⑴ 膵炎の原因になる。膵炎を起こすのはⅠ型やⅤ型です。
- ⑵ アキレス腱黄色腫がみられる。アキレス腱黄色腫はⅡa型の所見です。
- ⑶ 動脈硬化の原因とはならない。動脈硬化を強く進めます。
- ⑷ トリグリセライドが増加する。IDLが蓄積して両方が増加します。
- ⑸ アポリポ蛋白C2 の異常が原因である。アポC2の異常はⅠ型の原因です。
解説
正解は⑷です。Ⅲ型高脂血症ではレムナントであるIDLが蓄積するため、コレステロールとトリグリセライドがともに増加します。手掌線条黄色腫と結節性黄色腫が特徴で、動脈硬化を強く進めます。膵炎を起こすのはカイロミクロンが著増するⅠ型とⅤ型、アキレス腱黄色腫はⅡa型、アポリポ蛋白C2の異常はⅠ型の原因であり、いずれも当てはまりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成