糞便検査で虫卵が検出されるのはどれか。2つ選べ。
糞便検査で虫卵が検出されるのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 有棘顎口虫幼虫移行症で、虫卵は排出されません。
- ⑵ 日本住血吸虫腸壁から腸管内へ虫卵が出ます。
- ⑶ ビルハルツ〈Bilharz〉住血吸虫虫卵は尿から検出されます。
- ⑷ バンクロフト〈Bancroft〉糸状虫血液中のミクロフィラリアを調べます。
- ⑸ ウエステルマン〈Westerman〉肺吸虫喀痰のほか糞便からも検出されます。
解説
正解は⑵と⑸です。日本住血吸虫は腸間膜静脈に寄生し、産んだ虫卵が腸壁を破って腸管内へ出るため、糞便から検出されます。ウエステルマン肺吸虫は肺に寄生し、虫卵は喀痰に出るほか、飲み込まれて糞便からも検出されます。ビルハルツ住血吸虫は膀胱静脈叢に寄生して尿から、バンクロフト糸状虫はミクロフィラリアとして血液から、有棘顎口虫は幼虫移行症で虫卵は出ません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html)を加工して作成