クリオスタットによる凍結切片標本作製法について正しいのはどれか。
クリオスタットによる凍結切片標本作製法について正しいのはどれか。
- ⑴ 引き角は90 度である。刃を直角に構えて薄切します。
- ⑵ 薄切温度は-80 ℃である。およそマイナス20 ℃に保ちます。
- ⑶ 組織はゆっくり凍結する。急速に凍結させます。
- ⑷ 凍結前にアルコール固定する。固定せずに凍結します。
- ⑸ 包埋剤はパラフィンを用いる。OCTコンパウンドなどを用います。
解説
正解は⑴です。クリオスタットでは、凍ったブロックをまっすぐ切るために、刃をブロック面に対して直角すなわち引き角90度に構えます。薄切温度はおよそマイナス20 ℃に保ち、組織は氷の結晶を小さくするためにできるだけ急速に凍らせます。固定していない新鮮な組織をそのまま凍らせるのでアルコール固定は行わず、包埋にはOCTコンパウンドなどの水溶性の包埋剤を用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成