尿中成分と疾患・病態の組合せで誤っているのはどれか。
尿中成分と疾患・病態の組合せで誤っているのはどれか。
- ⑴ 亜硝酸塩 ― 急性糸球体腎炎尿路感染症を示す所見です。
- ⑵ ケトン体 ― 飢餓状態脂肪の分解が進んで検出されます。
- ⑶ ビリルビン ― 閉塞性黄疸抱合型ビリルビンが尿中に出ます。
- ⑷ ヘモジデリン ― 溶血性貧血血管内溶血の後に検出されます。
- ⑸ Bence Jones 蛋白 ― 多発性骨髄腫単クローン性の軽鎖として検出されます。
解説
正解は⑴です。尿中の亜硝酸塩は、硝酸塩還元能を持つ細菌が尿中で増えたときに陽性となるので、膀胱炎などの尿路感染症を示します。急性糸球体腎炎では血尿と蛋白尿、赤血球円柱がみられ、亜硝酸塩は陽性になりません。ケトン体は飢餓や糖尿病、ビリルビンは閉塞性黄疸、ヘモジデリンは血管内溶血、Bence Jones蛋白は多発性骨髄腫を示し、ほかの組合せは正しい記述です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成