胃組織のH-E 染色標本(別冊No. 5)を別に示す。みられる変化はどれか。
胃組織のH-E 染色標本(別冊No. 5)を別に示す。みられる変化はどれか。
- ⑴ 萎縮細胞の容積が減る変化です。
- ⑵ 壊死細胞が死んで崩れる変化です。
- ⑶ 化生別の分化した組織に置き換わる変化です。
- ⑷ 変性細胞内に異常物質がたまる変化です。
- ⑸ 過形成細胞の数が増える変化です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。示された胃の標本では、本来の胃粘膜上皮の中に杯細胞や刷子縁を持つ吸収上皮など、腸の上皮に似た細胞が現れています。これは腸上皮化生で、慢性の炎症が続いた組織が別の分化した組織に置き換わる化生の典型例です。萎縮は細胞の容積が減ること、過形成は数が増えること、変性は細胞内に異常物質がたまること、壊死は細胞が死ぬことを指します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成