頭部MRI 検査による脳梗塞の診断で誤っているのはどれか。
頭部MRI 検査による脳梗塞の診断で誤っているのはどれか。
- ⑴ T1 強調像で低信号を示す。水分が増えて低信号になります。
- ⑵ T2 強調像で低信号を示す。水分が増えて高信号になります。
- ⑶ CT に比べ脳幹部梗塞の描出が容易である。骨の影響を受けず描出しやすいです。
- ⑷ 5mm 程度の大きさの梗塞巣も明瞭に描出される。小さな梗塞巣も捉えられます。
- ⑸ 拡散強調像によって急性期脳梗塞の早期診断ができる。発症後まもなく高信号となります。
解説
正解は⑵です。脳梗塞では病巣に水分が増えるため、T2強調像では高信号を示します。低信号になるのはT1強調像です。MRIはCTと違って骨によるアーチファクトを受けないので脳幹部や小脳の梗塞を描出しやすく、数ミリメートルの小さな梗塞巣も捉えられます。拡散強調像では発症から数十分で高信号となるため、急性期の早期診断に欠かせません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成