動脈硬化性疾患予防ガイドラインに基づく脂質異常症の診断として誤っているのはどれか…
動脈硬化性疾患予防ガイドラインに基づく脂質異常症の診断として誤っているのはどれか。
- ⑴ Friedewald 式は食後のLDL-コレステロール評価に有用である。食後では誤差が大きく使えません。
- ⑵ HDL-コレステロール35 mg/dL は低HDL-コレステロール血症である。40 mg/dL未満で低HDL血症です。
- ⑶ LDL-コレステロール170 mg/dL は高LDL-コレステロール血症である。140 mg/dL以上で高LDL血症です。
- ⑷ 食後の検体ではnon-HDL-コレステロールによる評価が有用である。食後の評価に適した指標です。
- ⑸ トリグリセライド180 mg/dL は高トリグリセライド血症である。150 mg/dL以上で高TG血症です。
解説
正解は⑴です。Friedewaldの式は、トリグリセライドを5で割ってVLDLのコレステロールを見積もる方法なので、食後のようにトリグリセライドが高い状態では誤差が大きくなり使えません。そのため食後の検体ではnon-HDLコレステロールによる評価が勧められます。HDLコレステロール40 mg/dL未満、LDLコレステロール140 mg/dL以上、トリグリセライド150 mg/dL以上が診断基準です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成