尿検体を室温で6時間放置した場合の変化で誤っているのはどれか。
尿検体を室温で6時間放置した場合の変化で誤っているのはどれか。
- ⑴ pH は酸性化する。細菌が尿素を分解しアルカリ化します。
- ⑵ 比重は高値になる。水分が蒸発して高値になります。
- ⑶ ブドウ糖は減少する。細菌に消費されて減少します。
- ⑷ ビリルビンは減少する。酸化されて減少します。
- ⑸ 尿沈渣中の赤血球は減少する。アルカリ性で溶けて減少します。
解説
正解は⑴です。尿を室温に置くと、尿中の細菌が尿素を分解してアンモニアを生じるため、pHは酸性化ではなくアルカリ化します。ブドウ糖は細菌に消費されて減り、ビリルビンは光と酸素で酸化されて減少し、赤血球はアルカリ性で低張の尿の中で溶けて減ります。水分が蒸発するため比重はやや高くなります。尿は採取後すみやかに検査するのが原則です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-05.html)を加工して作成