末梢血塗抹Wright-Giemsa 染色標本(別冊No. 12)を別に示す。細…
末梢血塗抹Wright-Giemsa 染色標本(別冊No. 12)を別に示す。細胞表面マーカーではCD5、CD19 及びCD20 は陽性でCD10 は陰性であった。考えられるのはどれか。
- ⑴ 急性単球性白血病単球系の目印が陽性になります。
- ⑵ 急性リンパ性白血病CD10が陽性になることが多いです。
- ⑶ 成人T 細胞白血病T細胞マーカーが陽性になります。
- ⑷ 慢性骨髄単球性白血病単球系の目印が陽性になります。
- ⑸ 慢性リンパ性白血病CD5陽性CD10陰性のB細胞腫瘍です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。示された標本では小型で均一な成熟リンパ球が増えており、壊れやすい細胞の影も認められます。細胞表面マーカーでCD5とCD19、CD20が陽性でCD10が陰性という組合せは、慢性リンパ性白血病に特徴的です。急性リンパ性白血病ではCD10が陽性になることが多く、成人T細胞白血病はT細胞マーカーが陽性、急性単球性白血病と慢性骨髄単球性白血病は単球系の目印を示します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成