自動血球計数器法で赤血球数偽低値、MCV 偽高値、MCHC 偽高値となるのはどれ…
自動血球計数器法で赤血球数偽低値、MCV 偽高値、MCHC 偽高値となるのはどれか。
- ⑴ 高血糖この3つがそろう組合せにはなりません。
- ⑵ 脂質異常症ヘモグロビンの偽高値が主な影響です。
- ⑶ 白血球増加症白血球が赤血球として数えられます。
- ⑷ 寒冷凝集素症赤血球の塊が1個として数えられます。
- ⑸ 高ビリルビン血症血球計数への影響はほとんどありません。
解説
正解は⑷です。寒冷凝集素症では、低温で赤血球が塊を作るため、自動血球計数器が塊を1個の細胞として数えて赤血球数が偽低値になり、その塊の体積を1個分として測るのでMCVが偽高値になります。ヘモグロビン濃度は正しく測れるため、ヘマトクリットとの比から計算されるMCHCも偽高値になります。検体を37 ℃に温めてから測り直せば正しい値が得られます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成