運動負荷心電図検査の実施を見合わせるべき状態はどれか。
運動負荷心電図検査の実施を見合わせるべき状態はどれか。
- ⑴ 心拍数50/分検査を妨げる所見ではありません。
- ⑵ 血圧140/80 mmHg検査を妨げる所見ではありません。
- ⑶ 3 時間前の食事摂取検査を妨げる所見ではありません。
- ⑷ 30 分以上前からの胸痛の持続急性冠症候群が疑われる状態です。
- ⑸ 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%正常範囲の値です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。30分以上続く胸痛は、急性冠症候群すなわち不安定狭心症や急性心筋梗塞が疑われる状態です。この状態で運動負荷をかけると梗塞の拡大や致死的な不整脈を招くおそれがあるため、検査は中止して直ちに医師に報告します。心拍数50回毎分と血圧140/80 mmHg、3時間前の食事、SpO2 97パーセントは、いずれも検査を妨げる所見ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成