肺水腫でみられる喀痰の性状で正しいのはどれか。
肺水腫でみられる喀痰の性状で正しいのはどれか。
- ⑴ 血性喀血や腫瘍でみられる性状です。
- ⑵ 膿性細菌感染でみられる性状です。
- ⑶ 漿液性血漿成分が漏れ出して生じます。
- ⑷ 粘液性慢性気管支炎などでみられます。
- ⑸ 泡沫性空気が混ざって泡沫状になります。
設問は1つ選ぶ形だが、正答値表では3・5のいずれも正答としている(出題側が複数正解として扱った問)。どれを選んでも正解になる。
解説
正解は⑶と⑸で、どちらを選んでも正解になります。肺水腫では、肺毛細血管から血漿成分が肺胞へ漏れ出すため、喀痰は水のようにさらさらした漿液性になります。そこへ呼吸による空気が混ざることで細かい泡を含む泡沫状の性状を示し、ピンク色の泡沫状喀痰として知られています。膿性は細菌感染、粘液性は慢性気管支炎、血性は喀血や腫瘍でみられる性状です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成