免疫学的便潜血検査で正しいのはどれか。
免疫学的便潜血検査で正しいのはどれか。
- ⑴ 痔の出血は検出できない。痔の出血でも陽性になります。
- ⑵ 化学的方法より検出感度は低い。化学的方法より感度は高いです。
- ⑶ 上部消化管出血を高感度に検出できる。抗原性が失われて検出しにくくなります。
- ⑷ 検査前に肉食の摂取制限が不要である。ヒト特異的なので制限は要りません。
- ⑸ 便の長期保存で検出感度が低下しない。長期保存で感度は低下します。
解説
正解は⑷です。免疫学的便潜血検査はヒトのヘモグロビンに対する抗体を用いるので、食事に含まれる動物の血液には反応しません。そのため検査前の肉食の制限は不要です。痔の出血でも陽性になり、化学的方法より感度は高くなります。上部消化管からの出血はヘモグロビンが消化されて抗原性を失うため検出しにくく、便を長く置くと感度は下がります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成