疾患と診断に用いる細胞表面マーカーの組合せで正しいのはどれか。
疾患と診断に用いる細胞表面マーカーの組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ Hodgkin リンパ腫 ― CD4CD15とCD30が指標となります。
- ⑵ 後天性免疫不全症候群 ― CD25CD4陽性T細胞の数をみます。
- ⑶ 成人T 細胞白血病 ― CD34CD25などが指標となります。
- ⑷ 急性前骨髄球性白血病 ― CD41CD13とCD33が指標となります。
- ⑸ 発作性夜間ヘモグロビン尿症 CD55GPIアンカー蛋白の欠損を確かめます。
解説
正解は⑸です。発作性夜間ヘモグロビン尿症では、GPIアンカーを作る遺伝子の変異によって、補体を抑えるCD55とCD59が血球の表面から失われます。この欠損をフローサイトメトリで確かめることが診断の決め手になります。Hodgkinリンパ腫はCD15とCD30、後天性免疫不全症候群はCD4、成人T細胞白血病はCD25、急性前骨髄球性白血病はCD13とCD33が指標となります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成