凍結標本作製法で誤っているのはどれか。
凍結標本作製法で誤っているのはどれか。
- ⑴ 水溶性包埋剤を用いる。OCTコンパウンドなどを用います。
- ⑵ 骨組織の標本作製に適している。硬いため薄切に適しません。
- ⑶ 薄切に適した温度は-20 ℃である。およそマイナス20 ℃が適温です。
- ⑷ ホルマリン固定した組織は剥がれやすい。剝がれやすく、正しい記述です。
- ⑸ 凍結速度が遅いと組織の損傷は大きくなる。氷の結晶が大きくなり損傷が増えます。
解説
正解は⑵です。骨組織は硬いため、そのままでは薄切できず、凍結標本の作製には適しません。脱灰してパラフィン包埋するか、専用の硬組織用の方法を用います。凍結標本ではOCTコンパウンドなどの水溶性包埋剤を使い、庫内温度はおよそマイナス20 ℃に保ちます。ホルマリン固定した組織はスライドガラスから剝がれやすく、凍結が遅いと氷の結晶が大きくなって組織が壊れます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成