動脈血酸素解離曲線を右方移動(P50 を増加)させる因子はどれか。
動脈血酸素解離曲線を右方移動(P50 を増加)させる因子はどれか。
- ⑴ 体温の上昇末梢への酸素の受け渡しが進みます。
- ⑵ pH の上昇左方移動を起こす因子です。
- ⑶ PaO2 の低下曲線の形を動かす因子ではありません。
- ⑷ PaCO2 の低下左方移動を起こす因子です。
- ⑸ 2,3-DPG〈diphosphoglycerate〉の低下左方移動を起こす因子です。
解説
正解は⑴です。酸素解離曲線が右へ動くということは、同じ酸素分圧でもヘモグロビンが酸素を手放しやすくなるということで、末梢組織への酸素の受け渡しが進みます。体温の上昇はこれを起こす代表的な因子です。ほかに、pHの低下、二酸化炭素分圧の上昇、2,3-DPGの増加も右方移動を起こします。示された選択肢のほかの4つは、いずれも左方移動の因子です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成