心電図(別冊 No. 3)を別に示す。所見で正しいのはどれか。
心電図(別冊 No. 3)を別に示す。所見で正しいのはどれか。
- ⑴ 心房細動P波の消失とRR不整が特徴です。
- ⑵ WPW 症候群PR短縮とデルタ波が特徴です。
- ⑶ 左脚ブロックQRS幅の延長が特徴です。
- ⑷ Brugada 症候群右側胸部誘導のコブ型ST上昇が特徴です。
- ⑸ Ⅲ度房室ブロックP波とQRSが無関係に出現します。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。示された心電図では、V1からV3誘導でJ点が持ち上がり、そこから下り坂のようにST部分が高いまま続いて陰性T波に移るコブ型のST上昇が認められます。この所見はBrugada症候群に特徴的で、心室細動による突然死の危険があります。心房細動はP波の消失とRR不整、左脚ブロックはQRS幅の延長、Ⅲ度房室ブロックは房室解離を示します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-05.html)を加工して作成