牛乳を飲むと腹が張って下痢をすると訴える患者について、乳糖を分解する力が落ちてい…
牛乳を飲むと腹が張って下痢をすると訴える患者について、乳糖を分解する力が落ちていないかを調べることになった。この検査の考え方として正しいのはどれか。
- ⑴ 乳糖を飲まずに空腹のままで呼気を一度測り、その値だけで分解する力を判断することができます。乳糖を飲む前と後の値を比べる必要があるため、一度の測定では判断できません。
- ⑵ 乳糖を飲んでもらい、分解されずに大腸へ届いた分が細菌に分解されて生じる水素が呼気で増えるかをみます。分解されない乳糖が大腸の細菌に使われると水素が生じ、呼気に現れます。
- ⑶ 便に含まれる脂肪の量を測り、脂肪が多ければ乳糖を分解する力が落ちていると判断します。便の脂肪は脂肪の吸収の障害を映すもので、乳糖の分解とは別の事柄です。
- ⑷ 乳糖を飲んでもらい、呼気に含まれる二酸化炭素が減っていくかどうかをみて判断します。みているのは細菌が生じる水素で、二酸化炭素の減り方ではありません。
- ⑸ 乳糖を飲んでもらい、その後に血糖が大きく上がれば分解する力が落ちていると判断します。分解されなければ糖は吸収されないため、血糖はかえって上がりにくくなります。
解説
正解は⑵です。乳糖は小腸の粘膜の酵素で分解されてから吸収されます。この酵素の働きが乏しいと、乳糖は分解されないまま大腸へ届き、腸内の細菌によって分解されて水素などの気体を生じます。生じた水素は腸から吸収されて肺から出ていくため、乳糖を飲む前と後で呼気の水素を測って比べると、分解する力の低下を知ることができます。分解されない乳糖は腸に水を引き込むため、腹が張って下痢が起こります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。