悪性腫瘍の治療の効き方を腫瘍マーカーの変化でみるとき、いつの時点で評価するかは物…
悪性腫瘍の治療の効き方を腫瘍マーカーの変化でみるとき、いつの時点で評価するかは物質ごとの血中半減期を考えて決める。この考え方について正しいのはどれか。
- ⑴ 治療の後に値が下がる速さは半減期で決まるため、半減期の数倍の時間をおいてから評価します。半減期より短い間隔では下がりきらないため、時間をおいてから比べます。
- ⑵ 値が下がらない場合は測定の誤りである可能性が高いため、同じ検体で測り直せば足ります。腫瘍が残っている可能性を考える必要があり、測り直しだけでは足りません。
- ⑶ 半減期は腎や肝の働きの影響を受けないため、これらの状態を考えずに評価できます。腎や肝から除かれる物質では、その働きの低下によって下がり方が遅くなります。
- ⑷ 半減期は患者ごとに大きく変わるため、評価の時期を決めるうえで参考になりません。物質ごとにおおよその半減期が分かっており、評価の時期の目安になります。
- ⑸ 治療を行った翌日に値が下がっていなければ、その治療は効いていないものと判断することができます。半減期の長い物質では翌日にはまだ下がらないため、判断できません。
解説
正解は⑴です。腫瘍マーカーは腫瘍から放出され、血液中で一定の速さで除かれていきます。治療によって放出が止まっても、すでに血液中にある分がなくなるまでには時間がかかるため、下がる速さはその物質の血中半減期で決まります。したがって評価は半減期の数倍の時間をおいてから行います。腎や肝から除かれる物質では、これらの働きが落ちていると下がり方が遅くなる点にも注意します。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。