便が油っぽく量の多い下痢が続き体重も減っている患者について、脂肪の吸収が悪くなっ…
便が油っぽく量の多い下痢が続き体重も減っている患者について、脂肪の吸収が悪くなっていないかを調べたい。この検査の考え方として正しいのはどれか。
- ⑴ 血液中の中性脂肪が低い値であれば、便の検査を行わずに吸収の障害と判断することができます。血液中の中性脂肪は体の中の代謝も反映するため、吸収の力の判断には使えません。
- ⑵ 脂肪を含まない食事に切り替えたうえで便の脂肪を測り、その量から吸収の力を求めます。とっていない状態では便に出る脂肪も少なくなり、吸収の力は分かりません。
- ⑶ 便の脂肪が多い場合の原因は小腸の障害に限られるため、膵の働きは調べなくてよいことになります。脂肪を分解する酵素を出す膵の働きの低下も原因になるため、あわせて調べます。
- ⑷ 脂肪を一定量含む食事を続けたうえで便を集め、便に出た脂肪の量をとった量に対する割合でみます。とった量が分からないと出た量の意味が定まらないため、食事の量をそろえます。
- ⑸ 一度の便で脂肪が見つかれば吸収の障害と判断できるため、食事の内容は問わずに測ります。脂肪の多い食事の後は健康な人でも増えるため、食事の条件をそろえます。
解説
正解は⑷です。便に出る脂肪の量は、口からとった脂肪の量に左右されます。したがって脂肪を一定量含む食事を数日続けたうえで便を集め、出た脂肪の量をとった量に対する割合として評価します。脂肪の吸収が悪くなる原因には、脂肪を分解する酵素を出す膵の働きの低下と、分解された脂肪を取り込む小腸の障害の両方があるため、どちらであるかを分ける検査もあわせて考えます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。