末梢神経を低い頻度で繰り返し刺激すると筋の反応は次第に小さくなり、強い運動をした…
末梢神経を低い頻度で繰り返し刺激すると筋の反応は次第に小さくなり、強い運動をした直後や高い頻度で刺激したときには反応が大きくなった。この所見の解釈として正しいのはどれか。
- ⑴ 筋そのものが壊れて量が減った病態であり、運動によって残った筋が働きを増して反応が大きくなります。筋の量が減った病態では、繰り返し刺激で反応の大きさが変わる所見は出ません。
- ⑵ 神経の軸索が細くなって伝わる速さが落ちた病態であり、刺激の頻度によって反応の大きさが変わります。伝わる速さの低下では、刺激の頻度によって反応の大きさが大きく変わることはありません。
- ⑶ 神経の終末から放出される伝達物質の量そのものが乏しく、放出が促されると反応が大きくなります。放出の側に原因がある病態では、放出を促す条件で反応が明らかに大きくなります。
- ⑷ 筋の側の受け手が抗体で塞がれている病態であり、運動の後に受け手が新しく作られて反応が増えます。受け手が塞がれる病態では運動の後も反応の増大はみられません。
- ⑸ 刺激する電極の当て方が一定でなかったために生じた見かけの変化であり、病態を示すものではありません。低い頻度で減り、高い頻度で増えるという一定の傾向は、当て方の乱れでは説明できません。
解説
正解は⑶です。低い頻度で繰り返し刺激したときに筋の反応が小さくなっていく所見は、神経と筋のつなぎ目での伝わりにくさを示します。そのうえで、強い運動の直後や高い頻度の刺激で反応が大きくなる場合は、伝達物質の放出そのものが乏しい病態を考えます。放出を促す条件では物質が多く出て反応が回復するためです。受け手が塞がれている病態では、このような明らかな反応の増大はみられません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。