輸血を長期にわたって繰り返している患者に、肝の障害、皮膚の色の濃さ、糖尿病がみら…
輸血を長期にわたって繰り返している患者に、肝の障害、皮膚の色の濃さ、糖尿病がみられるようになった。鉄が体にたまった状態を示す検査所見として正しいのはどれか。
- ⑴ 血清フェリチンが高い値をとり、トランスフェリンのうち鉄が結びついている割合も高くなります。貯蔵されている鉄が増えるとフェリチンが高くなり、鉄の飽和度も上がります。
- ⑵ 鉄は肝や心臓ではなく骨だけにたまるため、臓器の障害は骨の痛みとして最初に現れます。鉄は肝や心臓、膵などにたまり、それぞれの臓器の障害として現れます。
- ⑶ 血清鉄が低い値をとる一方、鉄を運ぶ蛋白の量は増えて鉄を集めようとする状態になります。鉄を運ぶ蛋白が増えるのは鉄が足りないときで、たまった状態では増えません。
- ⑷ 赤血球は小さくなって色も薄くなり、赤血球の大きさのばらつきが目立つようになります。小さく色の薄い赤血球は鉄が足りないときの所見で、鉄過剰の指標にはなりません。
- ⑸ 血清フェリチンが低い値をとり、トランスフェリンのうち鉄が結びついている割合も低くなります。この組合せは鉄が足りない状態の所見であり、鉄がたまった状態とは逆になります。
解説
正解は⑴です。輸血を繰り返すと、赤血球に含まれていた鉄が体内に残って少しずつたまっていきます。貯蔵されている鉄の量を反映する血清フェリチンは高い値をとり、鉄を運ぶトランスフェリンのうち鉄が結びついている割合も高くなります。たまった鉄は肝、心臓、膵、皮膚などに沈着し、肝の障害、心臓の機能の低下、糖尿病、皮膚の色の濃さとして現れます。鉄が足りない状態とは所見が逆になります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。