便に血が混じることが続いた患者の内視鏡検査で、大腸に腫瘍が見つかった。大腸に発生…
便に血が混じることが続いた患者の内視鏡検査で、大腸に腫瘍が見つかった。大腸に発生する悪性腫瘍について正しいのはどれか。
- ⑴ 多くは扁平上皮癌であり、食道に生じる癌と同じ組織の型を示すことが知られています。大腸の粘膜は腺の上皮からできているため、生じる癌の大部分は腺癌です。
- ⑵ 多くは腺癌であり、血液の流れに乗った転移では門脈を通って肝に生じることが多くみられます。大腸の血液は門脈へ集まるため、血流による転移はまず肝に現れます。
- ⑶ 大腸の壁のうち筋層の細胞から発生する腫瘍が最も多く、粘膜の変化は後から加わります。大腸の悪性腫瘍は粘膜の上皮から発生し、筋層由来のものはごくまれです。
- ⑷ 血液の流れに乗った転移は、大腸から直接肺の血管に入るため、まず肺に生じることが多いです。大腸の血液は門脈から肝を通るため、血流による転移は肝に先に生じます。
- ⑸ 右側の大腸に生じたものでは、早い時期から便が細くなる症状が現れやすいという特徴があります。内腔が広い右側では狭くなる症状が出にくく、貧血や腹部のしこりで気づかれます。
解説
正解は⑵です。大腸の粘膜は腺の上皮からできているため、大腸に生じる悪性腫瘍の大部分は腺癌です。大腸を流れた血液は門脈に集まって肝へ向かうので、血流に乗った転移はまず肝に現れます。症状は場所によって違い、内腔の狭い左側や直腸では便が細くなる、便が出にくいといった症状が出やすく、内腔の広い右側では貧血や腹部のしこりで気づかれることが多くなります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。