培養した細胞から染色体を観察する標本を作る工程を、あらためて手順書として整えるこ…
培養した細胞から染色体を観察する標本を作る工程を、あらためて手順書として整えることになった。この工程について正しいものを2つ選べ。
- ⑴ 固定した細胞の懸濁液は作製した日のうちに使い切る決まりのため、冷凍しての保存は避けます。固定した懸濁液は冷凍して保存でき、後日あらためて標本を作ることができます。
- ⑵ 低張の液に浸す時間を長くするほど染色体はよく広がるため、一時間以上浸してから固定します。長く浸すと細胞が壊れて染色体が散ってしまうため、浸す時間には適した幅があります。
- ⑶ スライドガラスは表面に脂が残っているほうが細胞が付きやすいため、洗わずにそのまま用います。脂が残っていると細胞がはじかれて広がらないため、よく洗って脂を落として使います。
- ⑷ 固定にはメタノールと酢酸を混ぜた液を用い、用いる直前に調製します。この混合液は時間がたつと反応して働きが変わるため、使う直前に混ぜて調製します。
- ⑸ 細胞をスライドガラスに落として広げる工程では、室内の湿度と温度が広がり方に影響します。固定液の乾く速さが湿度と温度で変わり、染色体の広がり方が変わってきます。
解説
正解は⑷と⑸です。染色体の標本作製では、メタノールと酢酸を混ぜた固定液を用いる直前に調製します。時間がたつと二つが反応して固定の働きが変わってしまうためです。また細胞をスライドガラスに落として広げる工程では、固定液の乾く速さによって染色体の広がり方が変わるので、室内の湿度と温度が仕上がりに影響します。低張の液に浸す時間には適した幅があり、長すぎると細胞が壊れて染色体が散ってしまいます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。