便の中の幼虫を調べるため、寒天平板の中央に少量の便を置き、温かい場所に一日ほど置…
便の中の幼虫を調べるため、寒天平板の中央に少量の便を置き、温かい場所に一日ほど置いてから平板の表面を観察する方法がある。この方法で観察されるものはどれか。
- ⑴ 幼虫が寒天に含まれる色素を取り込み、幼虫のいる場所が濃く染まって見えます。色素を取り込んで染まるのではなく、跡に沿って増えた細菌によって見えるようになります。
- ⑵ 便の中の虫卵が寒天の表面へ浮き上がり、集まって白い粒として見えます。虫卵が寒天の表面に浮き上がることはなく、この方法で見るのは幼虫の動きです。
- ⑶ 幼虫が寒天の中で成虫まで育ち、平板の表面に成虫の姿が並んで見えます。寒天の上で成虫まで育つことはなく、見えるのは幼虫が移動した跡です。
- ⑷ 幼虫がはい回った跡に沿って細菌が増え、平板の表面に線のような跡が現れます。幼虫が便から出て寒天の表面を移動するとき、体に付いた細菌が跡に沿って増えます。
- ⑸ 幼虫の出す酵素で寒天が溶け、平板の中央に丸い穴のような部分が現れます。寒天が溶けて穴が開くのではなく、細菌が増えた線状の跡として現れます。
解説
正解は⑷です。寒天平板の中央に便を置いて温かい場所に置く方法は、糞線虫の幼虫を見つけるために用いられます。便から出た幼虫が寒天の表面を移動すると、体に付いていた細菌がその通り道に沿って増えるため、平板の上に線を引いたような跡が現れます。跡の先を拾って顕微鏡で観察すれば幼虫を確かめられます。便を薄く塗って見る方法より少ない数の幼虫を見つけやすい点が長所です。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。