加熱の足りないサワガニを食べた人が、数か月後から咳と血の混じった痰を繰り返すよう…
加熱の足りないサワガニを食べた人が、数か月後から咳と血の混じった痰を繰り返すようになり、胸に水がたまっていることが分かった。この寄生虫症の成り立ちとして正しいのはどれか。
- ⑴ 卵を口から取り込むことで感染し、その卵が肺の中でかえって成虫まで育ちます。感染は幼虫を含む淡水のカニなどを食べることで起こり、卵の摂取では感染しません。
- ⑵ 幼虫が腸の壁から腹腔へ出て横隔膜を越え、胸腔を経て肺に入り、そこで成虫になって卵を産みます。肺吸虫の幼虫は腹腔から胸腔をたどって肺に達し、肺の中で成虫になって産卵します。
- ⑶ 成虫は腸の中にとどまり、産んだ卵が血流で肺に運ばれて咳と血の混じった痰の原因になります。成虫は肺の中に巣を作っており、腸にとどまって卵だけが肺へ運ばれるのではありません。
- ⑷ 幼虫は胃の中で成虫になり、その一部が食道を逆にたどって気管から肺へ入り込みます。胃で成虫になることはなく、腸の壁を越えて体の中を通って肺へ達します。
- ⑸ 幼虫が血流に乗って心臓から肺の血管へ運ばれ、血管の中にとどまったまま成虫になります。肺吸虫は血流ではなく腹腔と胸腔をたどって移動し、血管の中で成虫になるのではありません。
解説
正解は⑵です。加熱の足りない淡水のカニを食べると肺吸虫の幼虫が体内に入り、腸の壁から腹腔へ出て横隔膜を越え、胸腔を経て肺に達します。肺の中で成虫になって巣を作り卵を産むため、咳、血の混じった痰、胸に水がたまるといった症状が出ます。虫卵は喀痰や、飲み込まれた分が便に出るので、喀痰と便の検査、および血液の抗体を調べる検査が診断に用いられます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。