発熱と皮膚のかゆみが続く患者について、寄生虫症の可能性を考えて情報を集めることに…
発熱と皮膚のかゆみが続く患者について、寄生虫症の可能性を考えて情報を集めることになった。海外から持ち込まれた寄生虫症を見落とさないための聞き取りとして正しいのはどれか。
- ⑴ 症状が出る前の数日間の食事だけに絞って聞き取り、それより前の出来事は今回の症状と切り離して考えます。数か月の潜伏期をとる寄生虫症があるため、直前の食事だけでは感染の機会を見落とします。
- ⑵ いつどの地域に滞在し、現地で何を食べ、川や湖に入ったかを、時期とともに順を追って聞き取ります。寄生虫症は潜伏期が長いものがあるため、滞在の時期と現地での飲食や水との接触をたどります。
- ⑶ 便の顕微鏡検査を一度行って虫卵が見つからなかった場合は、その時点で寄生虫症の可能性を外します。虫卵が便に出ない時期や、便に虫卵の出ない寄生虫症があるため、一度の検査では外せません。
- ⑷ 国内での発生の報告がほとんどない寄生虫症は、渡航の記録があっても考えの対象から外します。国内で発生のない寄生虫症こそ渡航先で感染するため、渡航歴があれば対象に含めます。
- ⑸ 渡航先の環境よりも患者の年齢と性別の組合せを重んじ、そこから起こりやすい寄生虫症を絞り込みます。どの寄生虫がいるかは地域と行動で決まるため、年齢と性別からの絞り込みは当てになりません。
解説
正解は⑵です。海外での感染が国内で発症する寄生虫症では、いつどの地域に滞在し、現地で何を食べ、川や湖に入ったかを時期とともに順を追って聞き取ることが手がかりになります。寄生虫症は感染から症状が出るまでが数か月に及ぶものがあるため、直前の食事だけでは感染の機会を見落とします。また便に虫卵が出ない時期や、そもそも便に虫卵が出ない寄生虫症もあるため、一度の便検査で可能性を外すことはできません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。