複数の施設が同じ試料を測って結果を持ち寄り、自施設の値が集団の中でどの位置にある…
複数の施設が同じ試料を測って結果を持ち寄り、自施設の値が集団の中でどの位置にあるかを調べる取り組みが行われている。この取り組みについて正しいのはどれか。
- ⑴ 集団の平均から離れた値が出た施設は、その日の患者の検査結果を測り直せば原因が分かります。原因は試薬や標準物質、機器の状態にあることが多く、患者検体の再測定では分かりません。
- ⑵ 測定に用いる試薬の同じ施設同士だけで比べる仕組みであり、方法の違う施設は対象から外れます。方法の違う施設も参加し、方法ごとの集団と全体の集団の双方と比べることができます。
- ⑶ 自施設の測定値のかたよりを知ることができ、他施設と比べた位置づけの確認に役立ちます。多くの施設の値と比べることで、自施設の値がどちらへどれだけずれているかが分かります。
- ⑷ 同じ試料を続けて測ったときのばらつきの大きさを知ることが、この取り組みのねらいです。ばらつきの大きさは自施設で管理試料を繰り返し測る内部の精度管理で調べる事柄です。
- ⑸ 毎日の測定に管理試料を組み込む方法と同じ働きをするため、日ごとの管理はこの取り組みで置き換えられます。この取り組みは年に数回であり、日ごとの異常を見つける内部の精度管理とは役割が違います。
解説
正解は⑶です。多くの施設が同じ試料を測って結果を持ち寄る取り組みは外部の精度管理調査と呼ばれ、自施設の値が集団の中でどちらへどれだけずれているか、つまり測定値のかたよりを知るために役立ちます。一方、同じ試料を繰り返し測ったときのばらつきの大きさや、日ごとの異常の発見は、自施設で管理試料を測る内部の精度管理が受け持ちます。両者は役割が違うため、どちらか一方で置き換えることはできません。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。