アミノ酸や蛋白質は、溶液の水素イオン濃度によって帯びる電気が変わる。この性質と蛋…
アミノ酸や蛋白質は、溶液の水素イオン濃度によって帯びる電気が変わる。この性質と蛋白質の構造について正しいものを2つ選べ。
- ⑴ 蛋白質の立体的な形はアミノ酸の並び順とは関わりなく決まるため、並び順が置き換わっても立体の形と働きはそのまま保たれます。立体的な形はアミノ酸の並び順によって決まるため、並び順が変われば形も変わります。
- ⑵ アミノ酸は同じ分子の中に酸としての基と塩基としての基をもつため、溶液の酸性やアルカリ性の程度で帯びる電気が変わります。酸としての基と塩基としての基を併せもつので、溶液の条件で電気の向きが変わります。
- ⑶ 蛋白質が全体として電気を帯びない水素イオン濃度を等電点といい、電気泳動ではこの点から離れるほど速く動きます。等電点では正味の電気が消えて動かず、そこから離れるほど電気を帯びて速く動きます。
- ⑷ 等電点では蛋白質が最も水に溶けやすくなるため、この条件にそろえて溶かしてから測定します。等電点では分子どうしが反発しなくなるため、かえって溶けにくく沈殿しやすくなります。
- ⑸ 加熱によって立体的な形が崩れるときは、アミノ酸をつなぐ結合も切れてばらばらのアミノ酸になります。加熱で崩れるのは立体的な形で、アミノ酸をつなぐ結合はつながったままです。
解説
正解は⑵と⑶です。アミノ酸は同じ分子の中に酸としての基と塩基としての基をもつため、溶液の水素イオン濃度によって帯びる電気の向きが変わります。蛋白質が全体として電気を帯びなくなる点が等電点で、この点では電気の力で動かず、分子どうしも反発しないため沈殿しやすくなります。電気泳動では等電点から離れた条件にするほど速く動きます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。