自動分析装置で酵素の活性を測ったところ、反応の途中から吸光度の変化が小さくなって…
自動分析装置で酵素の活性を測ったところ、反応の途中から吸光度の変化が小さくなっていき、測定値が実際より低く出ていることが疑われた。この場合の対応として正しいのはどれか。
- ⑴ 反応の後半の部分だけを取り出して計算し直せば、基質が足りなくなったことによる影響を打ち消せます。後半は速さが落ちた区間なので、そこを使うと値はさらに低くなります。
- ⑵ 基質が足りなくなると吸光度の変化はかえって大きくなるので、この所見は検体の濁りによるものです。基質が足りなくなると反応の速さは落ち、吸光度の変化は小さくなります。
- ⑶ 検体を薄めると酵素の量も減って活性が下がるため、薄めずに測定の時間を長くして測り直します。時間を延ばしても基質は戻りません。薄めた分は倍率を掛けて元に戻せます。
- ⑷ 反応の途中で基質が足りなくなったことを疑い、検体を薄めて測り直して薄めた倍率を掛けて報告します。活性が高いと基質が早く尽きるため、薄めて測り直し倍率を掛けて求めます。
- ⑸ 装置の光源が弱ったことが原因なので、光源を交換すれば同じ検体でも高い活性が得られます。光源が弱っても反応の途中から変化が小さくなる形にはなりません。
解説
正解は、反応の途中で基質が足りなくなったことを疑い、検体を薄めて測り直して薄めた倍率を掛けて報告するという対応です。酵素の活性が高い検体では基質が早く消費されて反応の速さが落ち、一定の速さで進む区間が短くなります。その結果、装置が計算した活性は実際より低くなります。検体を薄めれば基質の消費がゆるやかになり、薄めた倍率を掛けて本来の活性を求められます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。