腎臓の働きが大きく落ちた患者の心電図で、T波が幅の狭い尖った形になって高くなり、…
腎臓の働きが大きく落ちた患者の心電図で、T波が幅の狭い尖った形になって高くなり、あわせてQRSの幅が広がってきた。この所見の読み方として正しいものを2つ選べ。
- ⑴ この変化は胸部の誘導だけに現れるものなので、四肢の誘導からは読み取れないと考えます。この変化は誘導を問わず現れるため、四肢の誘導からも読み取れます。
- ⑵ 血液中のカリウムが低くなったときにみられる変化なので、カリウムを補う治療で波形が戻ります。カリウムが低いときはT波が平たくなるので、この所見とは向きが逆です。
- ⑶ T波が高く見えるのは記録の感度が二倍になっているためなので、感度を戻せば波形は整って見えます。感度が二倍ならすべての波が大きくなるため、T波だけ尖ることは説明できません。
- ⑷ 血液中のカリウムが高くなったときにみられる変化なので、担当医へ直ちに知らせて対応を求めます。カリウムの上昇でこの変化が現れ、命に関わるため直ちに連絡します。
- ⑸ 同じ患者でも進むにつれてP波が見えにくくなるので、以前の記録と見比べて変化の向きを追います。進むとP波が平たくなり見えにくくなるため、前の記録との比較が役立ちます。
解説
正解は⑷と⑸です。腎臓の働きが落ちるとカリウムが体にたまり、心電図ではT波が幅の狭い尖った形になって高くなります。さらに進むとP波が平たくなって見えにくくなり、QRSの幅が広がります。心臓が止まる危険につながるため、この所見に気づいた時点で直ちに担当医へ知らせます。カリウムが低いときはT波が平たくなるので、変化の向きが逆になります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。