階段を上るときだけ胸の圧迫感が出て、休むと数分で消える状態が半年続いていた患者が…
階段を上るときだけ胸の圧迫感が出て、休むと数分で消える状態が半年続いていた患者が、この1週間は安静にしていても同じ症状が出るようになった。この変化の説明として正しいのはどれか。
- ⑴ 心筋の細胞が既に完全に死んだために症状が続くと考え、酸素の必要量が増えたことが原因だと説明します。細胞が死んだ後は痛みが続かず、また安静時は酸素の必要量が増えていません。
- ⑵ 冠動脈が一時的に強く縮んで起こる症状は労作のときにだけ現れるため、安静時の症状は別の血管の病気を考えます。冠動脈が強く縮んで起こる症状は安静時や夜間から明け方に多くみられます。
- ⑶ 冠動脈のこぶが少しずつ大きくなっただけの状態で、これまでと同じく労作のときにのみ血流が足りていないと考えます。安静時にも症状が出ている以上、労作のときだけ足りない状態では説明できません。
- ⑷ 冠動脈の壁のこぶが破れて血の塊ができ、内側が急に狭くなって安静時にも血流が足りなくなった状態を考えます。こぶの破れと血の塊で内側が急に狭くなると、安静時でも血流が足りなくなります。
- ⑸ 労作のときに脈が速くなって酸素の必要量が増えたことが原因なので、安静時の症状は心臓以外の原因を考えます。供給が減れば安静時にも症状は出るため、心臓以外の原因と決めるのは早すぎます。
解説
正解は、冠動脈の壁のこぶが破れて血の塊ができ、内側が急に狭くなったと考える説明です。労作のときだけ症状が出る状態は、酸素の必要量が増えたときに供給が追いつかないために起こります。これに対して、安静時にも症状が出るようになった変化は、供給そのものが急に減ったことを示します。冠動脈が一時的に強く縮んで起こる症状も、安静時や夜間から明け方に多くみられます。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。