病原体の核酸を調べる検査室で、機器の置き方と使い方を見直すことになった。この検査…
病原体の核酸を調べる検査室で、機器の置き方と使い方を見直すことになった。この検査室の機器と作業の進め方として正しいものを2つ選べ。
- ⑴ 核酸を増幅する装置は反応液の温度を上げ下げする装置なので、増幅の前後で容器を開ける場所を同じ部屋にそろえます。増幅の後の容器には産物が大量にあるため、前の作業と同じ部屋で開けると汚染します。
- ⑵ 安全キャビネットは内部の空気を室内へそのまま戻すので、感染性の検体を扱う間は窓を開けて換気します。内部の空気はフィルタを通して清浄にしてから排出するため、窓を開ける必要はありません。
- ⑶ クリーンベンチは試料側を汚染から守る装置なので、感染性の検体を扱うときは安全キャビネットを用います。清浄な空気が作業者側へ吹き出す構造なので、感染性の検体には安全キャビネットを使います。
- ⑷ 増幅した産物を電気泳動して見る場所は、核酸を抽出する場所や反応液を作る場所と分け、器具も分けて使います。増幅した産物が反応液に混じると偽陽性になるため、場所と器具を分けて扱います。
- ⑸ 紫外線を当てて核酸を見る装置は、当てた紫外線で核酸を温めて反応を進めるため、増幅を始める前に用います。この装置は泳動した核酸を光らせて見るためのもので、増幅の後に使います。
解説
正解は⑶と⑷です。クリーンベンチは清浄な空気を作業面に流して試料を汚染から守る装置で、空気は作業者側へ出るため、感染性の検体には安全キャビネットを用います。また核酸の増幅を伴う検査では、増幅した産物がわずかでも反応液に混じると偽陽性が出ます。そのため抽出、反応液の調製、増幅後の観察を別の場所で行い、器具や白衣も分けて使います。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。